米警察が依然として黒人らに不当な対応

米ケンタッキー州で、警察が黒人男性に不当な対応をした結果、この男性が下半身不随となりました。

イルナー通信によりますと、ケンタッキー州の警察官5名が、警察車両内である黒人男性に不当な対応をし、この黒人男性が胸から下が麻痺したことから、傷害の罪に問われています。

米警察は28日月曜、「黒人男性ランディ・コックス氏（36)が去る6月19日に武器の不法所持容疑で逮捕され、車でケンタッキー州ニューヘブン警察署に移送中に、彼の頭が車体前方に激しく突っ込んだ形となった」と表明しました。

この事態を受けてコックス氏が警察に助けを求め、「動けない」と言ったとき、警察官らは彼を嘲笑し、「あなたは酔っていたので怪我をしたふりをしている」としました。

それから、これらの警察官らはコックス氏の足をつかんで車から引きずり出し、病院への移送の前に独房に閉じ込めました。

警察車両に乗っていたこれら5人の警察官は、第2級の無謀な危険行為と対人残虐行為で起訴されています。

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