ロシアが、イランとIAEA国際原子力機関の対話継続を歓迎
(last modified Sun, 18 Dec 2022 06:04:53 GMT )
12月 18, 2022 15:04 Asia/Tokyo
  • 在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表
    在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表

在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ代表が、イランとIAEA国際原子力機関の間で対話が継続されることを歓迎しました。

制裁解除をめざす核協議でロシア代表団の代表も務めるウリヤノフ氏は、17日土曜に行ったロシア・タス通信社とのインタビューで、IAEAとイラン当局者との対話がテヘランにおいて開始されることを歓迎し、「この対話は元々、先月下旬に行われる予定だったが、米国、イギリス、フランス、ドイツからの強い政治的圧力の下で同月22日にIAEA理事会にてイランの平和的核活動に反対する決議が採択されたことにより、延期されていた」と説明しています。

IAEAのあるスポークスマンは今月14日、同機関の技術査察官がイランの招待を受けて12月18日にテヘランを訪問し、グロッシIAEA事務局長の以前の報告にあった、保障措置関連の残された問題について調査を行う予定であると発表しました。

これに先立ち、イラン原子力庁のエスラーミー長官も14日、閣議の傍らで記者団に対し、IAEAの職員が数日中にテヘランを訪問することを明らかにするとともに、 「イランとIAEAとのやりとりは行われており、現在ある障害を取り除くために一歩前進することが期待される」と述べています。

 


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