米下院、米中間の戦略的競争に関する委員会の創設を承認
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米下院が、米国と中国の戦略的競争をめぐる特別委員会を設置する決議案を可決しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
1月 11, 2023 16:49 Asia/Tokyo
  • アメリカと中国の国旗
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米下院が、米国と中国の戦略的競争をめぐる特別委員会を設置する決議案を可決しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、今回の決議案は10日火曜、賛成365、反対65で可決されました。

下院共和党リーダーの1人であるスティーブ・スカリス院内幹事は、投票前の討論会で「過去4年間、バイデン大統領と下院民主党は中国共産党の責任を問うことができなかった」と述べています。

また「共和党員は中国からの国家安全保障上の脅威を真剣に受け止めており、中国共産党の悪意ある計画と中国の軍備増強を阻止するために対策を講じる用意がある」としました。

なお、この特別委員会は共和党9名、民主党7名の計16名で構成され、委員長は、ケビン・マッカーシー新下院議長が先に指名したマイク・ギャラガー議員になる見通しです。

米中間の戦略的競争に関する特別委員会の設置は、新体制となった下院で可決された最初の主要な立法案の1つとなりました。

立法手続きが実際に可能になったのは今月7日からですが、これは同日まで下院議長のポストが空席だったことによります。

米国の事実上ナンバー3に位置する新議長は、15回目の投票でようやく共和党のケビン・マッカーシー氏が当選されました。

これにより、新体制での議会運営を4日間も麻痺させた討論に終止符が打たれたことになります。

 


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