米メディアのジャーナリスト解雇が続く
1月 23, 2023 16:08 Asia/Tokyo
アメリカで、経済状況の悪化を受けて各メディアがジャーナリストを次々と解雇しています。
フランス通信によりますと、NBC、MSNBC、CNNといったアメリカの大手メディアは、経済状況の悪化を受けて、2022年12月からジャーナリストを大量解雇すると発表しました。
コネチカット州クイニピアック大学のコミュニケーション学部長であるクリス・ラウシュ(Chris Roush)教授はこれに関して、「米国のメディアも、広告収入減少と経済低迷に直面している」と語っています。
米紙ワシントンポストの発行者であるフレッド・ライアン(Fred Ryan)氏も2022年12月中旬、2500人超の同社従業員に対して翌2023年の第1四半期に一時解雇が実施されることを発表しましたが、その人数については言及しませんでした。
米シンクタンクのピュー研究所によれは、同国各メディアによる雇用ジャーナリスト人数は、2008年から2020年の間にかけて11万4000人だったものの、2021年には8万5000人と大幅に減少しています。
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