米メディア活動家:「イスラエル政権によるスムード船団活動家への対応は同政権への不処罰を示す」
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アメリカ人ジャーナリストでメディア活動家のアビー・マーティン氏が、「シオニスト政権イスラエルによるガザ支援船団グローバル・スムードの乗船者・活動家への対応や、ガザでの虐殺に対する各国政府の沈黙は、イスラエルが処罰を免れていることを示している」と語りました。
(last modified 2025-10-07T13:58:06+00:00 )
10月 07, 2025 22:54 Asia/Tokyo
  • アメリカのジャーナリスト、テレビ司会者、活動家のアビー・マーティン氏
    アメリカのジャーナリスト、テレビ司会者、活動家のアビー・マーティン氏

アメリカ人ジャーナリストでメディア活動家のアビー・マーティン氏が、「シオニスト政権イスラエルによるガザ支援船団グローバル・スムードの乗船者・活動家への対応や、ガザでの虐殺に対する各国政府の沈黙は、イスラエルが処罰を免れていることを示している」と語りました。

【ParsToday国際】ドキュメンタリー番組「The Empire Files 」の司会を務めるアビー・マーティン氏は、アナドル通信とのインタビューで「ガザへの人道支援活動に出発した国際支援船団グローバル・スムードの活動家に対するイスラエル政権の扱いは、同政権が処罰を免れていることの表れである」と強調しました。また「著名人に対する侮辱的な扱い、テロリスト呼ばわり、そして最も基本的な人権を否定することは、権力とジェノサイドに陶酔した社会の病的な本質を反映している」と述べています。

また、ガザにおけるイスラエルの犯罪についても、「そこでの残虐行為と蛮行はあまりにも甚大で、いつ絶に尽くしがたい。過去2年間にガザで起こったことは、私たちが歴史書で読んだり、写真で見たりした事柄のすべてをはるかに超えている」としました。

さらに、イスラエルの犯罪を目の前に各国政府や国際機関が沈黙していることを批判し、「大量虐殺のような惨劇の防止を主張するこれらの機関は、実際は帝国主義の道具に成り下がっており、自らの人間性を失っている」と語っています。

加えて「200人以上のジャーナリストやメディア関係者、しかもその多くが家族とともに組織的に殺害された」と指摘し、「この大量虐殺に加担している米紙ニューヨーク・タイムズの編集委員会は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、アメリカのドナルド・トランプ大統領、ジョー・バイデン前米大統領とともにオランダ・ハーグの国際法廷で裁判にかけられるべきだ」と主張しました。

続けて、西側メディアを批判し、「これらのメディアは銀行、石油会社、軍需産業から資金提供を受けており、シオニズムを擁護せずパレスチナ関連の自らの見解を隠さないジャーナリストは職を失う」と述べました。

そして「もし彼らが、この状況がガザ内だけで停止されると考えているなら、それは間違いだ。この地区で起こっていることは、世界の他の地域を統制するための実験室である」としています。

マーティン氏は最後に、南アフリカのアパルトヘイト体制をボイコットした経験に触れ「世界はイスラエル政権に対しても同じように圧力をかけるべきだ。それは武器、貿易、文化、学術の禁輸措置、外交関係の断絶、武器輸出の停止なであり、これらは行われるべき最低限の事柄である」と結びました。

 

 


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