米警察が、障碍者の黒人男性を殺害

米ロサンゼルス近郊で、警察から逃れようとした両足切断の黒人男性が、警察の銃撃により殺害されました。

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス近郊ハンティントン・パークで先月26日、両足を切断し起立ができない黒人男性アンソニー・ローさん（36）が、警察により殺害されました。

イギリスの新聞インディペンデントによりますと、目撃者が撮影しSNSに投稿した、当時の衝突の様子の動画では、車椅子を使用しているルーさんはナイフを持って、彼に銃を向けているように見える数人の警察官から離れていくが、その直後、警察は数回にわたってルーさんに向け発砲し、彼を殺害した場面が映っています

テネシー州メンフィスでのタイリー・ニコルズさん殺害とロサンゼルスでのキーナン・アンダーソンさん殺害という、黒人市民に対する警察の残虐行為が再びニュースになっている中、今回再び、警察による黒人男性の銃殺事件が発生しました。

先週公開された動画は、メンフィスと全米での警察による殺害に対する市民の新たな怒りを引き起こし、市民らは国内の複数都市で、この事件に抗議するデモに参加しています。

現在、ルーさんの家族と市民らは、ルーさん殺害事件における正義の実施を求めています。

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