3月 01, 2023 15:31 Asia/Tokyo
  • ナイジェリア大統領選、与党が優勢も野党は結果受け入れ拒否
    ナイジェリア大統領選、与党が優勢も野党は結果受け入れ拒否

西アフリカ・ナイジェリアの大統領選挙で、与党候補が優勢ながらも野党がこれを拒否する形となっています。

ロイター通信によりますと、 ナイジェリアでブハリ大統領の任期満了に伴い今月25日に実施された大統領選は、28日火曜での全36州と首都アブジャの結果集計では、与党・全進歩会議のティヌブ元ラゴス州知事がリードしており、勝利が確実な情勢です。

現在のところ、与党ティヌブ氏の得票率は約35%、野党・国民民主党のアブバカル元副大統領は30%、野党・労働党のオビ元アナンブラ州知事は26%となっています。

ナイジェリアの選挙法では、36州とアブジャの3分の2以上で得票率が25%を超えていれば、合計得票率トップの候補が勝利すると定められており、ティヌブ氏はこの条件も辛うじて満たしています。

一方で、野党各党は、選挙委員会が結果を操作しているなどとして結果の受け入れを拒否する共同声明を発表しました。

また、選挙結果照合の責任者に殺害予告のメッセージが送られ、選挙委が一時、結果発表を中止する事態となっています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ