3月 04, 2023 17:54 Asia/Tokyo
  • WHO世界保健機関のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長
    WHO世界保健機関のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長

WHO世界保健機関のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が、新型コロナウイルスの起源について把握している情報を提供するよう、すべての国に呼び掛けました。

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フランス通信によりますと、テドロス事務局長は3日金曜、記者団に対し、「新型コロナのパンデミック・世界的大流行の起源に関する情報を持っている国があれば、WHOおよび国際的な科学コミュニティーとぜひとも共有するべきだ」と述べています。

また、その目的について「責任のなすり合いをするためではなく、パンデミックがどのように始まったのかについての理解を深め、新たな流行やパンデミックの予防と備え、対応に役立てるためだ」と述べ、「WHOは、新型コロナの起源の特定を諦めていない」と断言しました。

新型コロナの起源をめぐっては、米国が中国・武漢の研究所から流出したと主張していますが、これに対し中国は中傷だと非難し、否定しています。

 


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