3月 18, 2023 13:56 Asia/Tokyo
  • WHO世界保健機関
    WHO世界保健機関

WHO世界保健機関が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威は今年中にインフルエンザ並みに落ち着く可能性がある、との見解を示しました。

フランス通信によりますと、WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は17日金曜、記者会見で、新型コロナの流行は世界中で以前よりはるかに落ち着いていると指摘し、「季節性インフルエンザ並みに扱える段階に近づきつつある」と述べました。

さらに「健康への脅威であり、今後も致命的なウイルスであることに変わりはないが、社会や医療体制の混乱は収拾しつつある」として、テドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長の発言に言及し、「今年中には『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)』を脱したと言えるようになると確信している」と語っています。

新型コロナウイルス感染症は 2019年12月初旬, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから, わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的大流行に発展しました。

それから3年以上が経過した現在、世界のコロナ感染状況をリアルタイムで伝えるサイト・ワールドメーターズによりますと、現時点における世界のコロナ感染者数は累計で6億8237万2,499人、コロナ感染による死亡者数は681万8,735人とされています。

なお、最近では世界全般の傾向としてコロナ感染状況は落ち着きつつあり、ほとんどの国でコロナ関連の入国制限が撤廃もしくは緩和され、国境を越えての人々の往来が回復しつつあります。

 


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