ロシア石油大手、インド向け販売拡大で合意

ロシア国営石油会社ロスネフチが、インド向けの石油販売を拡大することで、IOC国営インド石油と合意したと発表しました。

フランス通信がロスネフチの発表として報じたところによりますと、インドを訪問したイーゴリ・セチン最高経営責任者（CEO）29日水曜、「インドへの石油供給を大幅拡大し、油種も増やすことをうたった長期契約」を交わしました。

一方でロスネフチは、供給量や価格については明らかにしていません。
ロシアはウクライナでの特殊軍事作戦をめぐり西側諸国から制裁を科されており、石油の新たな販売先を模索しています。

欧米諸国をはじめ日本が、ウクライナにおけるロシアの特殊軍事作戦実施をめぐり、対ロシア制裁を行使している一方で、インドはこうした制裁には加わらず、自らの独自の立場を維持しています。
 

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。