日本の一部含む太平洋地域で、日食が観測

オーストラリアやインドネシア、東ティモールなど太平洋地域各地で20日木曜、日食が約1分間観測され、珍しい現象を観察しようと天文学者やアマチュアの愛好家らが集まりました。

フランス通信によりますと、豪ウエスタンオーストラリア州の西北端エクスマウスなどでは、皆既日食が見られました。

また、今回日本では金環日食・皆既日食は見られませんが、太平洋側の一部の地域で昼すぎに「部分日食」が見られます。

なお、日本で日食が起こるのは2020年6月21日以来のことです。

日食は、一般市民にとっては楽しく時に感動的な天体ショーとされていますが、科学者にとっては通常は強い光で見えにくい太陽のコロナを観察する絶好の機会となります。

アルベルト・アインシュタインも同様の日食を観察し、光は曲げられるという仮説を導いたとされています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。