米国内でのホームレスの死亡数が、増加の一途を辿る

米･ニューヨークタイムズ紙は、アメリカの各大都市で、連日、より多くの人々が路上生活に追い込まれ、命を落としている、と報じました。

ニューヨークタイムズによれば、アメリカ市民の多くが、住宅で生活するのではなく、ホームレス状態で人生を過ごしており、これまでに前例のない数の人々が路上生活の中で死亡しています。

この報道ではまた、米カリフォルニア州・サンディエゴ市内の死亡数はこの10年間、10倍に増えており、この町のホームレスは、麻薬の乱用に走る人々より118倍も死の危険に、また19倍に殺害の危険に、12倍強奪、そして8倍自殺の危険に晒されている、と報じられています。

さらに、サンディエゴ市内のある病院の救急室は、昨年だけに10500人のホームレス患者の訪問を記録しています。

アメリカのメディア活動家Jackson Hinkle氏は、ツイッターで、「米政府は、ウクライナでの戦争を口実に、同国に対し2億ドルの資金を提供しているものの、自国のホームレス市民のために、一切金額を拠出していない」としています。

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