豪女性議員、「同僚からセクハラ受けた」

オーストラリアの女性議員が、国会で涙ながらに「同僚から性的暴行を加えられた」と語りました。

メフル通信によりますと、オーストラリアのリディア・ソープ議員は国会にて、同僚のデーヴィッド・ヴァン上院議員からセクハラを受けたと涙ながらに告白しました。

これに対し、豪自由党議員であるヴァン氏はソープ議員の表明を否定し、「セクハラは行っていない」と主張しました。

オーストラリアの統計局によりますと、同国警察は、2010年～2011年と2019年～2020年の間に、同国内で計5万3570件の性的暴行事件を報告されており、そのうちの97％のケースで加害者は男性でした。

また、2010年～2011年には、男性のセクハラ加害者は人口10万人当たり46人でしたが、2019年～2020年には52人に増加しています。

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