7月 12, 2023 20:28 Asia/Tokyo

スーダン保健省は、首都ハルツーム近郊の都市オムドゥルマンの市場が空爆され、すくなくとも34人が死亡した、と発表しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、11日夜の同省の声明では、今回の空爆による犠牲者のうち、数人の子どもが含まれているとされています。

この空爆について、スーダン内戦の当事者である正規軍と準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」は、いずれもコメントを出していません。

スーダンでは、今年4月15日以来、ハルツーム及び、北部や西部の各地で、ブルハン統治評議会議長が指揮する正規軍と準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」の間で衝突が発生しています。

国連は、スーダンでの情勢不安や衝突の激化により、これまでに同国内で100万人以上の難民が出たほか、さらに30万人が諸隣国に避難している、と発表しています。

アフリカ連合は、スーダンで衝突が継続されれば、内戦が勃発する可能性があると警告しています。

 


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