トルコ外相がイスラエルの対イラン姿勢に警告
(last modified Mon, 04 Nov 2024 11:15:53 GMT )
11月 04, 2024 20:15 Asia/Tokyo
  • トルコのフィダン外相
    トルコのフィダン外相

トルコのフィダン外相は、イスラエルに対して「イランに対するどのような無謀な行動も危険な結果を招く」と警告しました。

【ParsToday国際】フィダン外相は3日、トルコ紙「ヒュッリイェト」のインタビューに応じ、現在のイスラエル政府の好戦主義と、米大統領選後にイラン国内の核施設を攻撃する可能性があることについて警告しました。

フィダン氏は、そのような事態になれば、他国にも戦火が及ぶ危険性が高まると述べました。

また、ガザ情勢について「イスラエルの目的は、ガザ住民をエジプトに、ヨルダン川西岸住民をヨルダンに強制移住させることだ。それを実現させるために、地域情勢をより不安定にさせることにいそしんでいる」と指摘しました。

そして、イスラエルがこの1年、停戦交渉で時間稼ぎに終始してきたとし、自らの軍事的目標を達成するための手段として利用したと批判しました。

フィダン氏はまた、イスラエルとハマスの間の停戦交渉に進展がみられると明かし、ハマスの要求は恒久的な停戦であると述べました。

イランはイスラエルを念頭に、自国に対して無謀な行動があれば厳しい報復を行うと表明しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter