米軍追放を示唆するホンジュラス/イエメンがイスラエル発電所攻撃に成功/イラン革命防衛隊演習の開始:国際ニュース
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中米ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領
イエメン軍がイスラエル軍基地に対する2回のミサイル攻撃に成功しました。
【ParsToday国際】イスラエル占領地の中心部に対するイエメンのミサイル攻撃、中国・河北省の野菜市場で大規模火災、パキスタンのパラチナル救援車列に対するテロ攻撃、ホンジュラスによる米軍追放示唆、米国のミサイル防衛システムの脆弱性、イスラム革命防衛隊の演習開始など国際ニュースをお伝えします。
イエメンがイスラエル占領地中心部をミサイル攻撃
イエメン軍はイスラエルに対して2つの作戦を実施したと発表しました。それによると、最初の作戦はイスラエル占領地テルアビブ近郊のヤッファ東部にある発電所が対象となったということです。また2回目の作戦でも、自爆型無人機ヤッファを使用して同占領地域にあるイスラエルの軍事目標への攻撃がなされたということです。
中国・河北省の野菜市場で火災、死傷者23人
中国・河北省の野菜市場で4日、火災が発生し、8人が死亡・15人が負傷しました。火災の原因については明らかになっていません。
パキスタン北西部で救援物資運搬車列にテロ
パキスタン北西部パラチナルで4日、救援物資を運搬する車列が武装集団に襲撃されました。この攻撃は、パキスタン北西部クーラム部族地域のベガン地区で発生し、少なくとも軍治安部隊4人が死傷したとされています。
ホンジュラス、米軍追放を示唆
中米ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領は、トランプ米次期大統領が中南米からの移民の追放を掲げていることについて「アメリカは数十年にわたり1セントも支払わずして我が国の領土に軍事基地を置き続けている。(トランプ氏が移民を追放するなら)我々も国内の米軍を追放する」と語りました。
米国のミサイル迎撃システムに弱点
米誌ニューズウィークは、同国が核弾頭搭載ミサイルの標的にされる危険性について警告するとともに、大規模なミサイル攻撃への米の準備態勢が十分ではないと強調しました。
ヒズボッラー事務局長「ソレイマーニー司令官はパレスチナの為に抵抗勢力を結集」
レバノン・ヒズボッラーのカセム事務局長は、イラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊司令官だったソレイマーニー氏とイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の殉教5周年に因んだ演説において、「ソレイマーニー司令官は思想、政治、神の道における聖なる戦いの点で戦略的な司令官であった」とし、「彼こそは、預言者ムハンマドが説く純粋なイスラム、そしてイラン・イスラム共和国の建国者ホメイニー師、および最高指導者ハーメネイー師の潮流から生まれた人物だ」と評しました。さらに「殉教したソレイマーニー氏はイラクとアフガニスタンにおけるアメリカの陰謀を暴き、パレスチナの利益のために抵抗勢力を結集させていた」と語りました。
イスラエル紙「ネタニヤフ首相はイスラエルを奴隷化」
イスラエル紙マアリブは、「ネタニヤフ首相は個人的な利益と権力の維持のために戦争を続け、イスラエルを奴隷化しており、それにより人質が犠牲になるだろう」と論じました。また、「イスラエルは安全と安定を保証する一貫した目標に向かって迅速に行動せず、ネタニヤフ氏の留任を可能にする終わりなき戦争を作り出した」としました。
スウェーデンでパレスチナ支持者がデモ
スウェーデンの首都ストックホルムのオーデンプラン広場で4日、パレスチナを支持する多数の市民らがデモを行い、即時停戦およびイスラエルによるガザ攻撃の停止、そして同地区への人道支援物資の提供を要求しました。
イラン革命防衛隊が演習「偉大なる預言者19」を開始
イラン革命防衛隊第19地上軍の演習 「偉大なる預言者19」 が4日始まり、ミルザー・クーチェクハーン特殊部隊が北部ギーラーン州ラシュト空港から西部ケルマーンシャー空港に移動しましあた。この演習は、革命防衛隊の上級階級や専門部隊の参加のもとイラン西部で実施され、即応能力などの強化を目指した訓練が行われる予定です。