ニュース｜イラン大統領：「イラクへの鉄道接続は経済関係を強化」／ヒズボッラー事務局長：「レバノンの安定はイスラエル封じ込めによって達成」

ペゼシュキヤーン・イラン大統領が、同国とイラクの鉄道輸送網の接続を両国間の協力強化への主要な軸であるとし、この戦略的プロジェクトの実施の加速を強調しました。

【ParsTodayイラン国際】イルナー通信によりますと、ペゼシュキヤーン大統領は21日火曜、テヘランでイラク国家安全保障担当顧問のカセム・アル・アラジ氏との会談で両国間の良好な関係に言及し、イラン・イラク鉄道網の接続を最重要協力分野の1つだとしました。そして「このプロジェクトの実施を加速させることは、二国間関係の強化とともに、地域の経済連携の拡大にもつながる」と語りました。さらに、イスラム世界が結束する必要性を強調し、「イスラム諸国間に同調と結束が確立されれば、地域諸国に対する米国とシオニスト政権イスラエルの陰謀は成功しないだろう」と述べています。これに対し、カセム・アル・アラジ顧問も「イランとイラクの安全保障は互いに切り離せない」とし、イラクが二国間安全保障条約を遵守していることを強調し、「鉄道上の接続は両国の同調に向けた戦略的計画である」とコメントしました。

イスラエル、ガザでシオニスト捕虜2名の遺体を引き取るイスラエル首相府は声明を発表し、ガザ地区でシオニスト捕虜2名の遺体を受け取ったと発表しました。この声明によれば、これらの遺体はガザ地区内でイスラエルの軍と占領地内治安機関（シャバク）に引き渡されています。

イスラエル安全保障会議議長が解任

イスラエルのメディアは、ネタニヤフ首相がイスラエル安全保障会議議長のツァヒ・ハネグビ(Tzachi Hanegbi)氏を解任したと報じました。ハネグビ議長は「ネタニヤフ首相から解任を告げられた」と説明するとともに、「2023年10月7日の不名誉な失態については、包括的な調査を行う必要がある」と述べています。

ロシア、ウクライナとの和平条件に関する日公開書簡を米国に送付

アメリカ当局者２名及び事情通の関係者２名によりますと、ロシアは最近、米国に非公開書簡を送付し、これまで長期にわたり提示してきた和平合意の条件を繰り返しました。当局者の1人にれば、この書簡は、長らく紛争が続くウクライナ東ドンバス地方の完全支配というロシアの要求を改めて表明するもので、主要地域での最前線での戦闘停止につながる停戦を求めるドナルド・トランプ米大統領の呼びかけを事実上拒否する内容となっています。

国連専門家：「米国の対ベネズエラの攻撃は危険な緊張の高まり」

国連の独立専門家グループは21日火曜日、国際水域におけるアメリカの対ベネズエラ攻撃を危険な緊張の高まりだとし、「超法規的殺害」に相当すると表明しました。専門家らはさらに「米国の攻撃はベネズエラの国家主権を侵害し、内政干渉や他国に軍事力行使を示唆しないという米国の『基本的な国際的義務』への違反である」と語っています。

米国上院議員：「政府はイスラエル政権によるヨルダン川西岸併合に断固反対すべき」

40名以上の米民主党上院議員らがトランプ米国大統領に対し、占領地ヨルダン川西岸の一部併合を目論むイスラエル政権のあらゆる行動に対し強硬な姿勢で臨み、公に反対するよう求めました。

ヒズボッラー事務局長：「我々への脅迫は無意味かつ時間の浪費」

レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのカセム事務局長は21日火曜、シオニスト政権の目標達成の失敗に言及し、「我々への脅迫は効果がなく、時間の浪費である。ヒズボッラーの武装解除では問題は一切解決しない」と強調しました。また米国政府に対し「レバノンを脅迫することは、その強みを奪い、これを大イスラエルの一部にするのに十分である。レバノンの安定はイスラエルの制御によって達成される。トランプ大統領がエジプト東部シャルム・エル・シェイクでとった行動は、平和のジェスチャーではない」と述べました。

英国、シリア現支配組織HTSをテロ組織リストから削除

英国政府は、シリア旧反体制派組織HTSタハリール・アル・シャーム（シャーム解放機構）をテロ組織リストから削除する公式命令を発令し、シリア新政権との協力の新たな段階の始まりを宣言しました。

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