国際ニュース｜イラン外務省報道官「イランは常に世界平和のために努力」／ベネズエラでCIA工作員が逮捕

イラン外務省のバガーイー報道官は、イランが常に国際平和と安全の向上に努めてきたと述べました。

【ParsToday国際】バガーイー報道官は27日、テヘランで開催された国連創設80周年記念会議の傍らで、「イランは文明的かつ文化的な国として、常に国際平和と安全の向上に尽力してきた」と語りました。その上で、「昨年から今年にかけて、国連憲章の原則と目的が重大に踏みにじられ、国連が目指す理想への侮辱が世界的に広まり、平和と国際的な安全が深刻な危機に直面している」と述べました。

バガーイー氏はさらに、「イランは侵略と占領行為を終わらせ、不当な制裁を解除し、すべての国が公平に金融資源やグリーンテクノロジーにアクセスできるよう保障する必要性を強調する」と述べました。

日米首脳、レアアースで協力合意

日本を訪れているトランプ米大統領は高市首相との首脳会談で、レアアースへのアクセスを確保するための協力協定に署名しました。トランプ氏はまた、首脳会談の冒頭で、日本が米国から軍装備品を購入することを決定したとして評価する発言をしました。

米政府職員が炊き出しに行列　政府機関閉鎖で生活苦

一部米政府機関の閉鎖が続く中、無給休暇となった職員らが食事の炊き出しに列を作っています。国際NGOのワールド・セントラル・キッチンは27日、首都ワシントンで数十人の政府職員に食事を配布しました。

ロシア安保会議書記「西側諸国はロシアの分裂を画策」

ロシアのショイグ国家安全保障会議書記は「西側諸国がロシアをいくつかの小国に分割し、支配しようとしている」と述べ、そうした試みは失敗に終わると強調しました。

米作家ら、NYT紙への寄稿をボイコット

米作家ら300名あまりが、ニューヨーク・タイムズ紙のパレスチナに関する報道姿勢に抗議して、同紙への寄稿をボイコットすることを発表しました。この作家らは、同紙がパレスチナ人に対する偏見を見直し、自身のメディアとしての影響力を米国のイスラエル支援の停止に向けて利用すべきだと訴えました。

ベネズエラでCIA工作員が逮捕

ベネズエラ政府は27日声明を発表し、米中央情報局（CIA）から支援を受けていた工作員グループを国内で逮捕したと発表しました。それによると、このグループは、米国がベネズエラへの軍事攻撃を正当化するために、ベネズエラとトリニダード・トバゴの海上境界付近で米船舶に攻撃を仕掛ける偽旗作戦を準備していたということです。

サウジアラビア人作家、イスラエル財務相の発言に反発

イスラエルのスモトリッチ財務相がサウジアラビアについて「砂漠でラクダに乗り続けるがいい」などと発言したことについて、サウジアラビアの作家アリー・アル＝カシバン氏は「あなたたちは自分たちのものではない土地に住んでいる」と非難しました。

スモトリッチ氏は23日、サウジアラビアがイスラエルとの関係正常化の条件として、パレスチナの国家承認を求めていることについて「お断りだ」「サウジの砂漠でラクダに乗り続けるがいい。われわれは経済、社会、国家、そしてわれわれが知っている偉大で素晴らしいことすべてをもって真に発展し続ける」などと発言しました。

イスラエル軍、ヨルダン川西岸とガザで大規模攻撃

イスラエル軍は28日未明、ヨルダン川西岸とガザ地区の複数の箇所で大規模な軍事作戦を開始しました。これには都市や村への侵攻、民間人の家屋の爆破、パレスチナの若者との衝突が含まれています。

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