ニュース|イラン宇宙機関長官:「わが国は完璧な宇宙産業保有国の仲間入り」/欧州が西アジアの危機の助長を目論む
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ISAイラン宇宙機関のサーラーリーイェ長官が、「わが国は完全な宇宙産業チェーン保有国の仲間入りを果たした」と語りました。
(last modified 2025-12-29T06:27:44+00:00 )
12月 29, 2025 15:17 Asia/Tokyo
  • イラン宇宙機関のハサン・サーラーリーイェ長官
    イラン宇宙機関のハサン・サーラーリーイェ長官

ISAイラン宇宙機関のサーラーリーイェ長官が、「わが国は完全な宇宙産業チェーン保有国の仲間入りを果たした」と語りました。

ハサン・サーラーリーイェ長官は28日日曜、イランの衛星3機の打ち上げ成功に言及し、「宇宙産業は世界で最も複雑な産業の一つであり、世界の約200カ国のうち衛星製造、衛星輸送機関、発射基地、管制基地、データ・画像受信といった宇宙産業の上流工程において完全な能力を備えているのはわずか10~11カ国に過ぎない」と述べています。

【ParsTodayイラン】サーラーリーイェ長官は「わが国も今日、こうした限られた国々の1つとなっている」と付け加えました。

また「過去20年間でイランでは研究開発目的で約30基の衛星が建造され、打ち上げられた」とし、「イランでは現在もほぼ同数の衛星が建造中であり、その数は増加している。今後1、2年のうちに、打ち上げ準備が整った衛星の数は30基を超えると予測している」と語っています。

ロシア外相:「欧州は西アジアにおける危機の助長を目論む」

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は同国タス通信とのインタビューで、「欧州諸国は西アジアにおける緊張に拍車をかけようとしている。それは、この地域の安定が自国の利益にならないからだ」と述べました。さらに、「国際社会の一部、特に欧州諸国が、緊張の火に油を注いでいるのは誠に遺憾である」とコメントしています。

ヒズボッラー事務局長:「兵器廃絶は米とイスラエルの一大プロジェクト」

一方、レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのシェイク・ナイーム・カセム事務局長は、同組織の聖なる戦士故ハージ・ムハンマド・ハサン・ヤギ(通称アブ・サリム)の追悼式典での演説で、「(抵抗軍の)兵器廃絶はイスラエルとアメリカの一大プロジェクトである」と語りました。さらに「兵器廃絶は抵抗勢力と国民の間における扇動行為の誘発、並びにシオニスト占領軍によるレバノン南部5カ所の占領継続のためのプロジェクトの一部である」と述べています。

UNRWA:「2年間の戦争と冬の到来によりガザ住民の苦難が増大」

ガザ地区からのニュースによりますと、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関のフィリップ・ラザリーニ事務局長は「降雨量の増加、絶望と死の意識、そして厳しい冬の到来が、2年間続いているガザ地区住民の苦難を増大させている」と述べました。さらに「ガザ住民は雨水に浸かりながら老朽化したテントで暮らしており、しかも人道支援は彼らには十分に届いていない」と語っています。

中国軍が台湾周辺で軍事演習

中国人民解放軍は、米国が台湾分離・独立支持派に対する111億ドル相当の武器売却を発表してから11日後、台湾周辺に陸海空軍、砲兵部隊を派遣し、「正義の使命2025」演習を実施しました。この演習は、2022年以降に中国が実施する6回目の軍事演習となります。中国軍東部戦区司令部の報道官は、この演習を「台湾独立勢力と外部干渉主義勢力への重大な警告」だとしました。

 

 


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