アメリカのフェンシングの女子選手、ヘジャーブを着用したままリオ五輪で参戦」
8月 03, 2016 18:12 Asia/Tokyo
アメリカの女性フェンシング選手が、イスラムの女性の衣装であるヘジャーブ(スカーフ)を着用したまま、リオデジャネイロオリンピックで戦うと強調しました。
CNNが3日水曜に報じたところによりますと、初めてリオオリンピックに出場するアメリカのイスラム教徒のフェンシング選手イブティハージ・ムハンマドさんは、「ヘジャーブは自分にとって、自由をもたらすもので、アイデンティティの一部だ」としました。
30歳のイブティハージ・ムハンマド選手は、ヘジャーブを着用してオリンピックに出場するアメリカの初の女性選手です。
イブティハージ・ムハンマド選手は、「オリンピックで戦うことで、イスラム教徒の女性に対する誤ったイメージを解消できるよう期待している」としました。
また、「イスラム的な装いは、女性の表面的な美しさではなく、女性の能力が注目されるようになる機会を与えてくる」と語りました。
リオデジャネイロオリンピックは、今月5日から21日にかけて開催されます。