アムネスティが、米英を非難
3月 23, 2017 18:03 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティインターナショナルが、アメリカとイギリスは、サウジアラビアに兵器を売却することによってイエメンでの人権侵害に関わっていると非難しました。
IRIB通信によりますと、アムネスティの地域事務所の調査担当者は、23日木曜、イギリスのロンドンで、「アメリカとイギリスは、数十億ドルの兵器をサウジアラビア政府に移送する流れを拡大することで、人権侵害を行い、破壊的な危機を民間人に生じさせており、これは大規模なレベルで、こうした危機に対抗するための人道的努力に損害を与えている」と強調しました。
さらに、「イエメンへのサウジアラビアの攻撃開始から、アメリカとイギリスは総額50億ドルの兵器をサウジに輸出している」としました。
また、「サウジアラビアのイエメン攻撃により、300万人が住む家を追われ、民間人数千人の生活が失われた。またイエメン人1800万人が緊急な支援を必要としている」と述べました。
2015年3月から、サウジアラビアはアメリカやアラブ諸国の支援を受け、イエメンへの侵略を開始し、イエメンの女性や子供を殺害しています。
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