北朝鮮に関してアメリカに警告する中国
中国がアメリカに対して、間接的に、北朝鮮に対して武力を用いても朝鮮半島の緊張を緩和することはできない、と警告しました。
中国外務省の報道官は、朝鮮半島の核問題に関して、「中国は地域の問題を解決するために軍事力を用いることに反対している」と述べました。
また、「中国政府は対話と政治的なアプローチの利用が、恒久平和や核兵器廃絶につながるという立場をとっている」と強調しました。
中国のアメリカに対する警告の一方で、ここ数日、朝鮮半島での北朝鮮に対するアメリカの挑発行為が増しています。
アメリカ軍が最新鋭の空母を朝鮮半島に派遣したことに加えて、同国のティラーソン国務長官も北朝鮮に対し、もしこの国が再度ミサイル実験を行うようであれば、軍事攻撃を行うだろうと脅迫しました。
中国のアメリカに対する警告は、中国の関係者が北朝鮮に対するアメリカの利己的な行動を強く懸念していることを示しています。
アメリカのトランプ大統領は、シリアへのミサイル攻撃後、アフガニスタンのナンガルハル州で、ISISを標的にするという口実で、核兵器以外で最強の爆弾を使用しました。これは、自らの侵略政策の枠内で、他国の領土保全や国家主権を尊重する国連憲章や国際法を一切遵守していないことを示しています。
こうした中、中国政府と地域の多くの国は、アメリカのあらゆる常軌を逸した行動、特に北朝鮮に対する軍事力の使用に関して懸念を高めています。
特に北朝鮮の指導者は、アメリカのあらゆる種類の軍事攻撃に対抗する用意があり、攻撃された場合、地域や世界でのアメリカの利益が損なわれることになると述べています。
こうした中、中国政府は、2008年からアメリカの妨害により停止している北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の再開と軍事衝突の発生の防止に向け全力を尽くしています。
6カ国協議の中国の首席代表の韓国訪問や北朝鮮を協議に復帰させるための努力は、この危機を平和的に解決しようとする中国の外交的措置の一環です。
韓国政府が北朝鮮の核・ミサイル問題に対抗するための対話政策を歓迎したことは、こうした訪問のプラスの結果と評価されました。
中国に加えて、韓国や日本も6カ国協議の再開を求めている中、アメリカは地域や世界での大規模な反対にもかかわらず、北朝鮮を攻撃するのでしょうか?