アメリカの警察が警官の暴力に反対するデモの参加者を逮捕

アメリカ・ルイジアナ州の警察が、警官の暴力に反対する抗議デモの参加者数名を逮捕しました。

ワシントンタイムズによりますと、アメリカの警察は５日水曜、ルイジアナ州で警官に殺害された黒人男性の１周忌の追悼集会で、少なくとも７名の抗議者を逮捕しました。

ルイジアナ州のバトンルージュの警察署前で行われたこの追悼集会の中で、抗議者は有色人種や黒人に対する人種差別的な対応や暴力に抗議するスローガンを叫びました。

２０１６年、バトンルージュの警官が、黒人男性のアルトン・スターリングさんを射殺し、大きな抗議が起こりました。

アメリカの民間団体や人権団体は、アメリカの警官の間に、人種差別的な見方が大いに広まっており、彼らは定期的に黒人や有色人種を攻撃対象としていると警告を発しています。

また、統計は、白人と比べて、黒人が同じ罪を犯したとき、逮捕され、刑務所に送られ、より重い罪を宣告される可能性が大きいということを示しています。