アフガニスタン北部で、アメリカ軍戦闘機の攻撃により、新たに民間人13人が死亡
11月 06, 2017 01:01 Asia/Tokyo
アフガニスタン北部で、アメリカの戦闘機の攻撃により、新たに民間人13人が死亡しました。
アメリカの新聞ニューヨークタイムズによりますと、アメリカ軍戦闘機は、アフガニスタン北東部・クンドゥズ州で、タリバンの勢力を標的にしたと発表されています。
2015年11月にも、アメリカ軍はクンドゥズにある国際NGO国境なき医師団が運営する病院を攻撃し、この犯罪により、患者や医師を含む42人が死亡、他数十人が負傷しました。
公式な報告によりますと、アメリカの対アフガニスタン新戦略が発表されてから、アフガニスタンにおけるアメリカ軍の空爆は2倍以上に増加しています。
アメリカのトランプ大統領は、今年8月21日、対アフガニスタン新戦略を発表し、「新たに兵士4000人以上をアフガニスタンに増派する」と語りました。
現在、アフガニスタンには、アメリカ兵1万人を含む多国籍軍1万3000人が駐留しています。
アメリカとその同盟国は、2001年、テロ対策や安全の確立を口実にアフガニスタンを攻撃したものの、現在までに、アフガニスタンでの情勢不安、テロ、麻薬の生産は、大幅に増加しています。