国連が、アメリカでのホームレスの増加に懸念を表明
1月 29, 2018 19:51 Asia/Tokyo
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アメリカでのホームレス
国連のファルハ特別報告者が、アメリカでのホームレスの増加と彼らの劣悪な生活・衛生状況について懸念を表明しています。
ファールス通信によりますと、カナダ出身の法学者であるファルハ(Leilani Farha)国連報告者は、アメリカでの生活水準を調査した後、カリフォルニアをはじめとする同国の一部の州でホームレスの数が日々増加していることを明らかにしました。
ファルハ報告者は、カリフォルニア州サンフランシスコ市への非公式の訪問において、「富裕国であるアメリカでの生活状況は満足できるものではない」としました。
先月にも、国連の他の報告者が貧困に関する調査のため、アメリカのロサンゼルス市のスキッドロウ区を視察しました。
イギリスの新聞ガーディアンは、この問題に関して、アメリカのホームレスは、2000年代末の経済不況以来初めて増加しており、2017年の1年だけで、サンフランシスコでおよそ7500人のホームレスの存在が確認されている、としています。
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