ベネズエラで、マドゥロ大統領を支持する軍事パレード
ベネズエラで、政府軍が同国のマドゥロ大統領の立会いの下、パレードを実施し、同大統領への支持を表明しました。
ロイター通信によりますと、マドゥロ大統領は27日日曜、ベネズエラのパドリノ国防相と一緒にこの軍事パレードを視察し、「このパレードは、わが国の政府が軍の支持を受けていることを世界に示すものだ」と強調しました。
ベネズエラ・カラカスで実施されたこのパレードにおいて、マドゥロ大統領は、「臆病者や弱者、背信者は誰からも尊敬されない」と述べました。
また、「コロンビアからは連日SNSで、反体制派側への加入を誘う数千のメッセージがベネズエラ兵士に送信されている。今回のパレードはこのような状況下で行われた」と語りました。
ベネズエラ軍が、マドゥロ大統領への支持を表明し軍事力を顕示した一方で、同大統領を支持する民間人もネット上において「背信なく常に忠誠」のスローガンを掲げ、キャンペーンを展開しました。
こうした政府軍の軍事パレードの一方で、野党の指導者・グアイド国会議長も政府軍の支持を訴えています。
グアイド議長は先週、アメリカ政府と連携してベネズエラ暫定大統領への就任を宣言しており、トランプ米大統領は直ちにこれを支持しました。
こうした中、国連安保理での対ベネズエラ決議を採択に持ち込もうとしたアメリカの工作は、ロシアと中国の拒否権行使により失敗に終わりました。
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