アメリカ人理論家:世界的脅威、イランではなくサウジアラビア
3月 24, 2019 17:32 Asia/Tokyo
アメリカ人の理論家で国際関係学教授は、「イランはアメリカにとっての直接的な脅威ではなく、間接的な脅威ですらない」としています。
アメリカ人理論家でシカゴ大学の教授でもあるミアシャイマー氏は、ローブログ(LobeLog) ウェブサイトのインタビューの中で、「世界のテロの主な原因はサウジアラビアであり、イランはいかなる国にとっても脅威ではない」と述べました。
さらに「イランは核兵器を保有しておらず、世界の大国とこうした兵器の製造を不可能にする合意書に署名している」と付け加えました。
そして「イランは現代において、一度なりとも他国に戦争を仕掛けておらず、今現在もイランが近隣諸国を攻撃する準備を整えているという証拠もない」と強調すると共に、イランがテロを支援しているとする西側諸国、特にアメリカ当局者の主張を完全に否定し、「国家がテロ支援国と呼ばれるのであれば、それはサウジアラビアでありイランではない」と述べました。
最後にミアシャイマー氏は、「実際、アメリカがイランにとっての直接の脅威である。というのも、トランプ政権はシオニスト政権イスラエルとサウジアラビアに従いイランを標的にしており、イランの体制の変更を狙っているからである」としました。
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