アメリカで麻薬性鎮痛薬・オピオイドによる死亡者が拡大
3月 27, 2019 19:34 Asia/Tokyo
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アメリカでオピオイドによる死亡者が拡大
アメリカでは過去20年間で、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)による死者が20万人を超えています。
カタールのアルジャジーラテレビによりますと、現在アメリカが薬物中毒問題に苦慮する中、同国の製薬会社パーデュー・ファーマ社が、自社の違法薬品を販売するために詐欺的な方法を採ったとして訴えられました。
パーデュー・ファーマ社は、アメリカでの麻薬中毒を拡大させているとみなされ、賠償金2億7000万ドルの支払い命令を受けました。
統計によりますと毎日130人のアメリカ人がオピオイドの過剰摂取により死亡していると推定されており、米国政府はこれを保健衛生上極めて重要な問題であると警鐘を鳴らしています。
オクラホマをはじめとするアメリカの諸州は、大手製薬会社が彼らの利益を優先し、違法なオピオイド薬の販売に手を染めたと表明しました。
しかしながらアメリカの製薬会社は、自分たちの利益をあげるためにこれに関して、この薬は常習性を引き起こさないと主張しています。
こうした中、毎年多くのアメリカ人がこれらの薬を服用したために死亡しています。
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