国連が、サウジでの最近の死刑執行を批判
4月 25, 2019 15:53 Asia/Tokyo
国連のバチェレ人権高等弁務官が、最近のサウジアラビアにおける37人の処刑を強く非難しました。
ロイター通信によりますと、バチェレ高等弁務官は24日水曜、サウジアラビアでの死刑判決の不公正なプロセスに言及し、同国で37人が処刑されたことを強く非難しています。
また、処刑されたこれらの人々に対する司法プロセス、および自白の強要を目的とした収監者への拷問に関して発表された報告に懸念を示し、サウジアラビアの政府関係者に対し自国の法律の見直しと、近く処刑予定の3名を含む、多数の死刑囚の死刑執行を取りやめるよう求めました。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも、不公正な裁判での37人の処刑や、18歳未満で起こした犯罪を理由とする被告1名への死刑判決を、国際法への公然とした違反だとしています。
サウジアラビア内務省は23日火曜、公安を乱したとする罪名により37人を処刑したことを明らかにしました。
複数の報告から、サウジアラビアの政府関係者はこれらの人々を斬首したことが判明しています。
サウジアラビアは、今年の初めに104名を、そして昨年には120名を処刑しています。
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