スリランカで、イスラム関連施設やモスクが襲撃
(last modified Mon, 13 May 2019 09:45:55 GMT )
May 13, 2019 18:45 Asia/Tokyo
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    スリランカで、イスラム関連施設やモスクが襲撃

スリランカの警察が、同国西部にある複数のイスラム関連の施設やモスクが襲撃されたことを明らかにしました。

イルナー通信によりますと、スリランカ警察のスポークスマンは、今回の襲撃によりイスラム教徒1名が負傷したほか、北西部チラウにあるこれらのモスクや施設に甚大な被害が及んだと発表しました。

スリランカにある複数のイスラム団体の代表者らは、最近コロンボで同時テロが発生して以来、同国のイスラム教徒に対する嫌がらせや虐待が増加していることを明らかにしました。

先週も、コロンボから北に40キロ離れたニゴンボ市において、キリスト教徒がイスラム教徒の所有する乗用車や家屋を襲撃し、被害を与えています。

コロンボおよびニゴンボでは先月21日、キリスト教会や高級ホテルへのテロ事件が発生し、253人が死亡、ほか500人以上が負傷しました。

このときの爆弾テロ事件に関しては、テロ組織ISISが犯行を認めています。

総人口2100万人のスリランカは、多民族・多宗教国家ですが、人口の大半を仏教徒のシンハラ族が占めています。

スリランカの総人口に占めるイスラム教徒の割合はおよそ10%、少数派の宗教の信者の中ではヒンドゥー教徒に次いで2番目で、さらに総人口全体のおよそ7%をキリスト教徒が占めています。

 

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