米大統領補佐官、再び不当な対イラン疑惑を繰り返す
May 25, 2019 19:40 Asia/Tokyo
アメリカのボルトン大統領補佐官が、イランに対する敵対政策を続ける中、アメリカの政府関係者として根拠のない発言を繰り返しました。
ロイター通信によりますと、ボルトン補佐官は24日金曜、東京で記者会見し、「最近のアラブ首長国連邦でのタンカー襲撃、及びイラクやサウジアラビアでの攻撃は、地域でイランが展開する行動の懸念要素だ」と語りました。
アメリカ軍は一連の事件に対する正当な証拠を提示しないまま、イランに根拠のない疑惑をかけ、UAEアラブ首長国連邦フジャイラ港で起きたタンカー襲撃事件はイランによるものだと決めつけました。
こうした中アメリカ政府は、同国議会の承認を得ることなく、サウジアラビア、UAE、ヨルダンに対する80億ドル相当の武器売却を推進すると表明しています。
アメリカ上院外交委員会のクリス・マーフィー民主党議員は、「トランプ政権は、サウジアラビアへの武器売却など、一連の行動によって危険なやり方を定着させている」と批判しました。
アメリカ政府は24日、物議を醸す決定の中で、西アジア地域に1500人の兵士を派遣すると発表しました。
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