7月 13, 2019 19:10 Asia/Tokyo
  • 米下院
    米下院

アメリカ下院が、同国議会への諮問なしでの対イラン戦争の開戦に関する大統領の権限縮小を求める法案を可決しました。

イルナー通信によりますと、アメリカの現地時間で12日金曜、この法案はアメリカ下院で賛成251票、反対170票で可決されました。

共和党議員の多くも、この法案に賛成票を投じています。

この法案が正式に施行されるためには、上院でも可決される必要があります。

アメリカ下院でこの法案が可決されたことは、アメリカの民主・共和両党および同国世論が米政府関係者の間で好戦主義の高まりが懸念されていることをうかがわせます。

トランプ米大統領は、昨年5月に核合意から違法に離脱した後、最大限の圧力行使政策と称して、イランに対する経済制裁を初め、イスラム革命防衛隊のテロ組織認定、地域への戦闘機・艦隊の派遣など多数の挑発行為に訴えています。

米政府の挑発的、好戦的な行動や政策は、同国政府関係者のほか、ヨーロッパ諸国の政府からも否定的な反響に直面しています。

イラン政府関係者は常に、米国の好戦主義的な行動の全てに対し、断固たる報復措置を講じると表明しています。

 

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