英次期首相候補が、アメリカの対イラン軍事攻撃に反対
7月 16, 2019 19:50 Asia/Tokyo
イギリスの次期首相最有力候補のボーリス・ジョンソン氏が、「首相に就任できた暁には、予想されているアメリカの対イラン軍事攻撃を支持しない」としました。
ロイター通信によりますと、ジョンソン氏は15日月曜、ライバル候補であるハント現外相との討論で、「自分が英首相に就任すれば、対イラン軍事攻撃を支持するかと問われれば、答えはノーである」と語っています。
同時に、イランに対する敵対的な発言も行い、イランが地域での緊張を助長しているとし、こうした行為の停止を求めました。
この討論では、対抗馬のハント外相もアメリカとイランの軍事衝突の可能性に関して、「アメリカとイランのいずれも、戦争の開戦を望んでいない」と述べています。
イギリスは今月4日、アメリカの緊張扇動政策に同調する形で、ジブラルタル海峡にてイランのタンカー・グレース1を拿捕しました。
イギリスでは最近、同国政府の好戦的な政策への反対派が首相官邸前で集会を開催しています。
これらの人々は、「イランを攻撃するな」、「イランから手を引け」「対イラン制裁自体が戦争だ」などと書いたプラカードや横断幕を掲げました。
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