在英イスラム人権委員会、「ナイジェリア・イスラム運動指導者が重態」
(last modified Sun, 01 Sep 2019 10:51:10 GMT )
9月 01, 2019 19:51 Asia/Tokyo
  • ザクザキ師
    ザクザキ師

イギリス・ロンドンにあるイスラム人権委員会が、「ナイジェイリアイスラム運動の指導者ザクザキ師は、インドで適切な治療を受けておらず、容態が依然として思わしくない」と表明しました。

プレスTVによりますと、ロンドンのイスラム人権委員会は、インドにナイジェリア政府側の治安部隊が派遣されていたことで、ザクザキ師の治療プロセスがかく乱されたとし、「ザクザキ師は重病であり、緊急治療が必要である」と表明しています。

ザクザキ師夫妻は先月12日、治療のためインドに渡航しましたが、信頼できる医師の不在、保安警備用の制限、治療手続きへの不満により、今月15日にインド・ニューデリーを出発し、ナイジェリアに戻りました。

ナイジェリアの治安部隊は、ザクザキ師夫妻がアブジャ空港に到着した際、直ちにこの2人をある場所に移動させましたが、その移動先は明らかにされていません。

ザクザキ師夫妻は2015年12月13日に、ナイジェリア・ザリア市内の宗教施設が政府軍に襲撃された際に、身柄を拘束されています。

ナイジェリア軍はその当日、ザクザキ師の自宅や宗教施設前に集結していた人々に向かって発砲し、これによりザクザク師の子ども3名を含む数百名が殉教しました。

ザクザキ師の家族に近い筋は、ザクザキ師が重態となっていることから、即時釈放されるべきだとしています。

ナイジェリア・イスラム運動も最近、ザクザキ師が刑務所内で政府側により毒殺されたとしています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283 

タグ