Pars Today

韓国の大統領が、政府系機関や省庁での不正資金の増加に懸念を表しました。

イルナー通信によりますと、パククネ大統領は26日火曜、閣僚会議で、同国の省庁での不正資金の増加に懸念を表し、議会選挙を前に、政府系機関の腐敗を全面的かつ徹底的に取り締まる決意を強調しました。

パク大統領は、政府が不正行為や違法行為の根絶において固い決意を有していることを人々に確信させることが必要だと強調しました。

さらに、韓国社会における家庭内暴力の増加について触れ、児童虐待など、こうした現象の根絶に向けた措置を強化するよう要請しました。

韓国では今年4月に議会選挙が行われます。

昨年、パク大統領の側近3人と兄弟の裏金問題が明るみに出、韓国メディアで大きく取り上げられました。

この問題により、政府に対する世論の信頼は低下し、世論調査ではパク大統領の支持率が初めて30％を割りました。