10月 05, 2019 18:53 Asia/Tokyo
  • ルメール大臣
    ルメール大臣

大手航空機メーカー・エアバス社をめぐりアメリカがヨーロッパへの制裁を決定したことを受け、フランスのルメール経済財務相が、「この対立が解消されなければ、我々はアメリカに制裁を課す」と語りました。

イルナー通信によりますと、ルメール大臣は「米国がエアバスの問題をめぐり、通商分野での対立解消に向けたヨーロッパの協力を受け入れない場合、仏とEUは対米制裁に出る構えだ」と述べました。

欧州委員会のマルムストローム委員

欧州委員会のマルムストローム委員は、ヨーロッパ製品に対する米国の関税引き上げに警告し、「このような決定は来年、米国製品数十億ドル分に関しても下されるかもしれない」と語りました。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、ヨーロッパ製品75億ドル相当に対する追加関税の実施時期を今月18日と発表しています。

EU諸国は米国による決定に対し、結束を固めています。

ドイツのシュルツ財務相

ドイツのシュルツ財務相は、米国の今回の措置にEUが断固として対抗する旨を表明し、「通商対立は誰の利益にもならない。独政府は米国の追加関税措置に厳しい対応をとるだろう」と警告しました。

 

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