米韓の特殊部隊が、敵国の施設に潜入する訓練を実施(動画)
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アメリカと韓国の特殊部隊
朝鮮半島情勢が再び緊迫化すると同時に、アメリカと韓国の特殊部隊が敵国の施設に潜入する訓練を行いました。
アメリカと北朝鮮の核交渉が頓挫し、朝鮮半島情勢が再び緊迫化する中、ロイター通信は23日月曜、アメリカ国防総省の動画を証拠として、米韓の特殊部隊が敵国の施設に潜入する訓練を行った、と報じました。
この報道によれば、この軍事訓練は接近戦の定期的な共同訓練の一環として先月韓国・群山のアメリカ軍基地で行われました。動画には米韓の特殊部隊が施設を襲撃し、両手を後ろ手に縛られた男性を連れ出す姿が映されています。
韓国政府のある関係者は、この訓練が反テロ対策の一環で行われた人質救出訓練である、と説明しましたが、アメリカ政府側はこれに関するコメントを差し控えています。
アメリカ国防総省は異例の措置として、この合同軍事訓練の動画を公開しました。
北朝鮮は、対米交渉の期限をこの年末に定めており、アメリカが北朝鮮との協議において譲歩せず、また新たな提案を出すこともなければ、北朝鮮はアメリカに向けたしかるべきクリスマスプレゼントを披露する、と警告しています。
今回の軍事訓練の第一報を報じた韓国の新聞・朝鮮日報は、この訓練は北朝鮮の要人を生け捕りにする訓練だと報じ、米国防総省の動画には、北朝鮮軍の制服に似た軍服を着た男性が発砲で倒れ込む姿が映っていた、としました。
報道各社は23日月曜、北朝鮮でキムジョンウン朝鮮労働党委員長の指導の下、朝鮮労働党の中央軍事委員会拡大会議が開かれたと報じました。
この会議では通常、北朝鮮軍の今後の行動に関する重大な決定がなされています。
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