ナイジェリア・イスラム運動デモで1人死亡、数十人負傷
12月 28, 2019 21:17 Asia/Tokyo
ナイジェリア・イスラム運動事務所が、同国のイスラム運動指導者のザクザキ師の解放を求めるデモの中で1人が死亡、数十人が負傷したことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、ナイジェリア・イスラム運動事務所はツイッター上で、イスラム運動指導者のイブラーヒーム・ザクザキ師の解放を求めてソコト市で行われていた平和的なデモにおいて、警察の介入により1人が死亡、他に数十人が負傷したことを明らかにしました。
また、27日金曜に同国の首都アブジャの中央モスクで「ザクザキ師の解放を」と訴える毎週恒例のデモが行われ、人々が違法に拘束された同師を無条件に即時解放するよう求めたことを強調しています。
ザクザキ師とその夫人は2015年12月13日、政府軍がナイジェリア・ザリヤ市内の宗教施設を攻撃した際に逮捕されました。この攻撃では、同国のシーア派教徒数百人が殉教しています。
内外の強い批判を受けた後、ナイジェリアの裁判所は今年に入ってから、ザクザキ師夫妻に治療目的でインドに渡航することを許可しました。しかし、安全確保の難しさと信頼できる医師不在を理由に、夫妻はわずか2日間のインド滞在後、治療を受けることなくナイジェリアに帰国しました。
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