フランスで、新型コロナの影響でアジア人が人種差別の標的に
3月 09, 2020 21:43 Asia/Tokyo
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新型コロナウイルスの大流行
フランスで、新型コロナウイルスの大流行を口実に中国人を初めアジア人への人種差別的な感情が広がっています。
フランスの無料の日刊紙ヴァン・ミヌートによりますと、在フランス中国大使館は、フランス人のにせ警官が抗コロナウイルス用マスクを使用していた中国人学生に対し、顔面を覆ってはいけないとするフランスの法律を口実に、罰金として150ユーロをだまし取ったということです。
在フランス中国大使館は、公式ウェブサイトで、警察官を騙る人々は犯罪者であるとし、「健康上の理由からマスクを使用することは違法ではない」と説明しました。
新型コロナの世界的な大流行に伴い、ヨーロッパ、特にフランスでは人種差別的な行動が拡大しており、首都パリではアジア人が主に人種差別の標的にされ被害にあっています。
フランス政府はコロナ対策でマスクの使用を特に推奨しておらず、公共の場でマスクを使用する人はほとんどいません。
英ロンドン中心部の通りでも先週、シンガポール人留学生1名が暴力を受けています。
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