イエメンで、8万人以上がコレラに感染
4月 19, 2020 17:56 Asia/Tokyo
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イエメンで、8万人以上がコレラに感染
イエメン保健省が、今年に入ってから現在までに、同国内で8万人以上がコレラに罹患したことを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、イエメン保健省のユーソフ・アルハーズリー報道官は、「2015年にサウジアラビア主導アラブ連合軍がわが国の封鎖を開始したことにより、国内ではコレラ患者が増加している」と語っています。
また、アラブ連合軍による封鎖や戦争を理由に、イエメン国内の衛生状態は極めて憂うべき状態となっている、と述べました。
イエメンでは、8万人以上がコレラに罹患している一方で、最近になって新型コロナウイルスの初の感染例が報告されています。
サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦、そのほかの複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、この国を全面的に封鎖しています。
この戦争で、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡したほか、数万人が負傷、ほか数百万人が難民となっています。
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