アメリカが、イランのミサイル攻撃で負傷した兵士に叙勲
May 05, 2020 15:13 Asia/Tokyo
アメリカ軍は、駐イラク・アサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃で負傷した米兵29人に叙勲しました。
イルナー通信が4日月曜夜に報じたところによりますと、今年初めのアサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃で脳挫傷などの外傷を受けたアメリカ兵6人は、同国の戦傷賞であるパープルハート勲章を受けており、またほか23人も今週中にこの勲章を受賞する見込みだということです。
アメリカ国防総省は当初、五月雨式にこの攻撃による負傷者数を発表していましたが、最終的にその数は110人と発表しました。
複数の査定・評価から、イランのミサイル報復攻撃によりアメリカ軍側には死亡者も出たとされているものの、アメリカ政府はまだこれを公表する意向はない模様です。
イランイスラム革命防衛隊は今年1月8日、同防衛隊の故ソレイマーニー司令官が米テロリスト軍に暗殺されたことへの報復として、イラク領内にあるアサド米空軍基地に数十発のミサイルを発射しました。
ソレイマーニー司令官は、ほか複数名の同行者とともに今年1月3日未明、イラク・バグダッド空港付近でアメリカ軍の空爆により殉教しました。
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