米国大統領が、同国とメキシコの国境壁の塗装に固執
May 07, 2020 19:13 Asia/Tokyo
トランプ米大統領は、同国とメキシコの国境壁を塗装することに固執しており、米国内が新型コロナ禍にある中、これに5億ドルの費用が見込まれています。
6日水曜の米・ワシントンポスト紙によりますと、トランプ大統領はメキシコとの国境の壁を塗装することは、不法移民が壁をよじ登ることの防止になると主張したということです。
ワシントンポスト紙は、「米軍と国境当局は大統領がこの決定を翻意させようとしているが、大統領はこの壁の塗装を、移民と同時に新型コロナウイルスの侵入への障壁にもなると見せるよう努力している」と伝えています。
米国とメキシコ間の国境壁の建設は、2016年のトランプ大統領の選挙公約の1つであり、今年11月に大統領選挙が近づいている現在、トランプ大統領はもう一度この壁の塗装の話を持ち出すことでこの壁に焦点を当てようとしています。
米国・メキシコ間の国境壁の建設資金をめぐる米国政府と議会の間の論争は、2018年12月から2019年1月の35日間にわたり米国政府の一部機関を閉鎖させ、少なくとも80万人の職員が職務を行うことができませんでした。
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