国連安保理で、米が独断専行
May 09, 2020 14:54 Asia/Tokyo
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国連安全保障理事会
アメリカが、新型コロナウイルス問題を議題とした国連安全保障理事会で、草案の採決を妨げました。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、安保理内のある外交筋は、「米国は、チュニジアとフランスが起草、提出した新型コロナウイルス問題に関する決議草案の採決を妨げた」としました。
また、これに関して別の情報筋も、「米国は、今回の行動の背景を説明することなく、採決の過程を混乱させた」としました。
一部の外交・情報筋によりますと、WHO世界保健機関をめぐる米国と中国の意見対立が原因で、安保理でこの種の決議を採択することは困難と見られています。米中いずれも、安保理常任理事国として拒否権を有していることが背景にあります。
これ以前にも、フランスとチュニジアが安保理に対し、新型コロナウイルスのパンデミックを理由に、軍事衝突や紛争の即時停止に関する決議の採択を求め、その他一部の国も安保理に対し、この類の決議採択を要請していました。
フランスは拒否権を有する安保理常任理事国として、またチュニジアは非常任理事国として、安保理が全世界での紛争の全面停止に向けて、自分たちが初の新型コロナ関連の決議を提出できるとの期待を寄せていました。
トランプ米大統領は、WHOが中国による新型コロナウイルス関連の統計隠蔽を支持したとの理由から、WHOに対する拠出金を打ち切っています。
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