May 17, 2020 19:02 Asia/Tokyo
  • プエルトリコと米国の国旗
    プエルトリコと米国の国旗

アメリカの自治的・未編入領域とされているプエルトリコで、知事選と同時に米国への編入を決める国民投票が実施されることになりました。

プエルトリコのヌエヴォ・ディア紙が報じたところによりますと、カリブ海に浮かぶプエルトリコは現在、米国の自治的・未編入領域とされていますが、ワンダ・バスケス知事が関連法案に署名したことにより、米国への正式な編入を決める国民投票が今年11月3日に行われることとなりました。

この国民投票後、さらに米議会で同国の編入を認めるか否かの採決が行われることになります。

プエルトリコ出身の常任議員は2018年、同州を2021年までに米国に編入させることを提案する法案を議会に提出しました。プエルトリコの政治的立場を決定する国民投票はこれが初めてではなく、直近では2017年にプエルトリコを51番目の米州として定めることを決定する国民投票が実施されました。しかし、その際は法務省が議会で採決を行わせないという判断を取っています。

プエルトリコは1898年から米国領となっていますが、住民は米国市民であるにもかかわらず大統領選に参加できないことに加え、同州出身の議員は議会内で限定的な権限しか認められていません。

 

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