CDC所長、「アメリカは新型コロナに屈服」 半分の州で感染者急増
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CDC米疾病対策センターのロバート・レッドフィールド所長が、新型コロナウイルスが「この国を屈服させた」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 24, 2020 13:19 Asia/Tokyo
  • アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大
    アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大

CDC米疾病対策センターのロバート・レッドフィールド所長が、新型コロナウイルスが「この国を屈服させた」と述べました。

米CNNによりますと、レッドフィールド所長は23日火曜、議会下院のエネルギーおよび商業対策委員会の公聴会でこのように見解を表明しました。

同所長はまた、米国は「たった1つの小さなウイルスのために」約7兆ドル(約746兆円)を支出しなくてはならなくなるだろうと予測し、「誰もが最善を尽くしてウイルスと闘っている」と強調しました。

この発言は、全米の半分の州で新たな感染者が急増する状況下でのものです。保健当局者はこの増加について、単に検査の件数を増やしたことによるものではないとの認識を示しています。

また、CDCの所長代行を務めた経歴を持つリチャード・ベッサー博士も23日、CNNの取材に答え、実際のところ、自宅待機命令の出ている段階から移行して「検査、追跡、隔離を行う公衆衛生モデル」を確立できた州は一つもないと指摘し、「どうすればそうした移行が首尾よく実現できるのかを見極める必要がある。さもないと社会活動を再開したすべての州で、かなり劇的な感染者の増加が起こるだろう。ここまで感染を非常によく抑え込んだ州であっても例外ではない」「そうなれば元の木阿弥だ」と語りました。

一方、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は23日の公聴会で、対策の目的はあくまでもウイルスの完全な抑え込みであり、感染の勢いを和らげることではないと強調し、現状で行われている対策は後者だとの見方を示しました。

そのうえで、もし米国が秋までに新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めることができなければ、「事実上、山火事を消して回るような事態になる」と警鐘を鳴らしました。

米ジョンズ・ホプキンス大学がまとめたデータによれば、米国内でのこれまでの新型コロナウイルス感染者は230万人以上となり、このうち約12万1000人が死亡しています。

 

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