米専門家、「ワクチンに望みをかける戦略は正しくない」
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新型コロナウイルスのワクチン
米国で新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、医学の専門家は22日水曜、CNNの番組で、ワクチンに全ての望みをかけるのではなく、より包括的な戦略を検討すべきだとの見解を示しました。
米CNNによりますと、ハーバード大医学大学院および公衆衛生大学院の元教授、ウィリアム・ヘーゼルタイン氏はこの番組の中で、ワクチンに全ての望みをかけるのは「正しい戦略ではない」と述べました。
そのうえで、感染拡大を抑止するためには、ワクチンや治療薬の助けを借りつつ、幅広い公衆衛生戦略を構築する方が効果的だと説明し、またマスクの着用義務化については、一定の効果が見込めるとする一方、マスク以外にも多くの対策が必要になると指摘しました。
具体的には、バーなど若者が夜間に集まる場所を閉鎖したり、被害が深刻な地域では大人数の集会を禁止したりすることを推奨し、他方で、人々の行動に大きな変化が生まれ、公衆衛生機関に充てる予算や人員を増やさない限り、状況の改善は見込めないとしました。
ワクチンについては、実用化は早くても6カ月先だと述べ、新型コロナウイルスを過小評価しないよう警告し、「これは厄介なウイルスだ」「麻疹(はしか)やおたふくかぜほど単純でない。もっと複雑だろう」と述べました。
米国では、新型コロナウイルスによる1日当たりの死者が1000人を超し、感染者累計数も近く400万人に達する見通しです。
米国で最初に感染者が報告されたのは今年1月21日で、その99日後に100万人、43日後に200万人、28日後の7月8日に300万人に増加しました。400万人には、そこからわずか2週間ほどで到達すると見られています。
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