イランは交渉に応じず、トランプ氏はやむなく停戦延長
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トランプ米大統領
ここ数日、停戦を延長しないと繰り返し主張していたトランプ米国大統領は、イランが交渉を拒否したことを受け、再び方針を転換し、一方的に停戦を延長しました。
【ParsTodayイラン国際】トランプ米大統領は現地時間21日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、米東部時間22日20時に終了予定だったイランとの停戦を延長すると発表しました。
トランプ氏は反イラン的な主張を繰り返し、「イランが提案を示し、協議が何らかの形で終結するまで、停戦を延長する」と述べ、「軍に対し、出動・警戒態勢を維持しつつ封鎖を継続するよう命じた」としました。
一方、米財務省は交渉への意欲を表明すると同時に、イラン関連の新たな制裁措置を発表しました。これにより、イラン、トルコ、アラブ首長国連邦に拠点を置く14の個人、団体、航空機が制裁対象に追加されました。
トランプ大統領が停戦延長を主張した一方、イラン代表団は同大統領の度重なる脅迫や根拠のない主張に抵抗し、交渉のためのパキスタン訪問を実施せず、「圧力、包囲、脅迫の下では交渉に応じる意思はない」と表明しました。
今月7日にイラン、米国、そしてシオニスト政権イスラエルの間で発表された停戦は、対イラン戦争の恒久的な終結に向けた外交的解決策を見出す機会の創出を目的として2週間限定で設定されたもので、今回米国によって再び延長された形となりました。
イラン国家安全保障最高評議会は今月18日の声明で「イラン交渉団は妥協も後退もせず、いかなる妥協も容認しない。またイラン国民の利益と関心事、そして我が国の独立、名誉、誇りを守るためにこの戦争での尊い流血、とりわけ我々の命よりも大切なイスラム革命最高指導者・故ハーメネイー師の清らかな血を守るために、全力を尽くして戦う」と発表していました。

