チョムスキー氏、「トランプ氏は人類にとって脅威」
11月 01, 2020 15:42 Asia/Tokyo
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アメリカの著名な哲学者チョムスキー氏
アメリカの著名な哲学者チョムスキー氏が、トランプ米大統領は人類にとっての脅威だとしました。
チョムスキー氏は英インデペンデント紙とのインタビューで、トランプ大統領をドイツ旧ナチ政権の独裁者アドルフ・ヒトラーよりもさらに悪い存在として、「米大統領の措置は環境という点から、人類の文明消滅の下地作りといえる」と語りました。
また、「トランプ大統領が3日火曜の大統領選で勝てば、地球の環境を非常に悲劇的なものにし得る」と指摘しました。
そして、地球温暖化対策に関するパリ協定からのアメリカの離脱について言及し、「トランプ大統領と共和党は、地球の気候変動を否定している世界で唯一の大保守政党だ」と続けました。
アメリカは2017年8月4日、パリ協定から正式に離脱しました。
地球の気候変動に関し、その最悪の結果の阻止に向けて必要な対策を定めたパリ協定は、国連が提唱し長い協議の末、2015年12月12日に世界195カ国によって署名され、2016年に発効しました。
しかしトランプ大統領は、気候変動がもたらす脅威とその結果を常に否定しており、オバマ前大統領の決めた物事を壊す目的で、アメリカのパリ協定離脱を早急に対処すべき事柄のひとつとして挙げていました。
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