4月 25, 2016 21:47 Asia/Tokyo
  • 世界各国でアメリカの植民地主義的政策への反対

「アメリカの植民地主義に対する世界的な反対が、日々新たな側面を示している」

25日月曜、テヘラン発行の新聞スィヤーサテ・ルーズは記事の中で、ドイツ・ハノーファーの産業技術見本市に参加し、同国のメルケル首相やそのほかのEUの高官と会談するために行われる、アメリカのオバマ大統領のドイツ訪問は、大規模な抗議に直面しているとしました。

この記事ではまた、ハノーファーの人々は、アメリカとEUの自由貿易協定に抗議するためデモを行ったとされています。

さらに、「この貿易協定はヨーロッパだけでなく、アメリカなどの世界各国で多くの反対を呼んでおり、批評家はこの協定が雇用市場の基準が崩壊し、その結果、危機的状況に陥ると考えている」としています。

この記事では、ヨーロッパの政府関係者は、アメリカが更なる特権の供与を拒否する場合、アメリカとヨーロッパの自由貿易協定は決裂するだろうと警告を発しています。

ドイツ・ベルテルスマン財団の世論調査によりますと、ドイツ人とアメリカ人の過半数がこの協定に疑念を持っていることが示されています。

アメリカとEUの関係者による自由貿易協定の締結交渉は、これまで結論に至ってません。

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