ロシアが、津波を起こす原潜獲得配備へ
2月 14, 2021 16:08 Asia/Tokyo
ロシア海軍が、津波を起こす力のある原子力潜水艦を獲得しようとしています。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ロシア国防省は「わが国の海軍は、『949A型・K-329ベルゴロド潜水艦の09852型改造プロジェクト』により建造された世界最大の原子力潜水艦を受け入れる準備をしている」と表明しました。
この原潜は全長が180mに及びます。
「ベルゴロド」は、核魚雷「ポセイドン」を備えた最初の潜水艦となり、これにより、敵による最初の核攻撃が発生した場合、敵の領土に対する報復的な核攻撃の実施が可能です。
人口密度が最も高い都市や、最も大きい産業の中心地は沿岸部であることから、敵の領土近くで核爆発を起こせば、それらの都市に津波を引き起こすことができます。
なお、米軍当局者はこれに先立ち、同国が先進兵器の開発においてロシアと中国に遅れをとっていることを認めています。
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